現在横浜との二拠点生活をしている山田慎(Makoto Yamada)です!
今回は「"移住3ヵ月"で感じた田舎(栄村)と都会(横浜市)とのギャップ」について、お届けします!
田舎への移住や二拠点生活を少しでも考えている方の参考になれたら嬉しいです!
ギャップ① 地域住民との繋がりが濃密
都会よりもご近所との距離が圧倒的に近いです!
私が移住したのが夏で、お祭りや収穫のシーズンと重なったこともあり
お祭りなどのイベントや飲み会を含めた集会などが沢山ありました。
特にお盆に祭りがあったため、8月の初旬からお盆にかけては一同が集い、
当日披露する踊りを中心に祭りの練習をしました。
移住して間もないながらも、伝統的な祭りを踊らせてもらいました。
都会にいる時にはなかった交流があり、充実しています。
ただ地域での深い付き合いをするのが苦手な人は、
溶け込むための努力が必要かもしれません。
ギャップ② 30代が若手になる
私自身30代前半ですが、集落の住民のほとんどが60歳以上なので、かなりの若手です。
都会では20代以下の方が沢山いるので、30、40代は中堅に見られますが
住んでいる集落には20代以下の方が数える限りしかいません。
その分、若者が貴重で特別扱いしていただけるので、
住んでいるだけで喜んでくれますし、何か困ったときには相談も聞いてくれます。
都会の同年代が大多数の職場を中心とした環境下で
自分の立ち位置やアイデンティティを見失いがちな方にとっては、
凄く必要としてくれて、心地よさを感じる場面も多々あると思います。
ただ「20代、30代の友達が沢山ほしい!」という方に関しては
今はご希望が叶いにくいかもしれません。
ギャップ③ 買い物の頻度が減った
当たり前ですが、買い物の頻度が減りました!
私が住んでいるところは一定山の中に入り込むこともありますが
コンビニやスーパーマーケット、ホームセンターといった主要のショッピング施設まで
少なくとも車で10分以上はかかります。
頻繁に買い物にいけないというデメリットはありますが
週に2,3回買い物をし、必要なものだけ購入する癖がついてきたため
倹約でき大事なものだけ購入するようになりました。
都会の頃にしていた便利が故にしていた”無駄遣い”はかなり減ったと思います。
お陰様で「自分の生活にとって最低限何が必要か」を日々問うことができています。
また、自分で作物を育てていたりすると、野菜を買う頻度も下がります。
Amazonや楽天などのネットショッピングも問題なくできるので
オンラインの買い物という観点では、配達が少し遅くなることがあるくらいで
大きな不便は感じません。
ギャップ④ かなりの車社会
横浜では電車と徒歩の移動が中心で
ほとんど車を乗る必要がなかったですが
栄村では徒歩と電車の選択肢はなく、車での移動一択です。
しかも二拠点生活をしてたり、村外に用事で出ることも多いので
今までにないくらい車を使っています。
そのためガソリン代や高速道路代などを横浜の時より出費してます。
しかも栄村で農業などで生活をするとなると、
軽トラックも必要となります。
今はレンタカーやリースで様子をみてますが
車をどのような目的で、どのくらいの頻度で使うかを考えて
選択をした方が良いなと感じる毎日です。
またマニュアル車や大型特殊免許などをもっていると
村での活動の幅が広がるので、早速教習所に通い始めてます。
ギャップ⑤ 仕事の幅は広くない
当たり前ですが、人口1600人程度の村なので
できる仕事の幅は広くないです。
農業や林業の従事者、役場や農協、郵便局での勤務
介護・福祉といったサービス業など
ほとんどの人がそのような仕事に就きます。
冬は雪で仕事がなくなってしまう方もいるため
除雪やスキー場での勤務などに大きく雇用が集中します。
リモートワークで仕事できたり
その他の方法で仕事を作れる方は問題ないですが
都市部に比べると仕事の幅への期待は難しいでしょう。
今回は以上となります。
ご拝読いただきありがとうございました!
都会と田舎の生活はもちろん違った部分も多いですが
生活インフラやインターネット、物流の環境が整った現代では
さほど不便だと感じる場面はありません。
また地域住民との距離が近いので、
色んな年代の方と心を通わせたい方にとっては最高の環境かと思います。
一方で、地域住民との関わりや移動面、また働く手段などに関しては
不安のある方は、自らで努力して頑張る必要がありそうです。
田舎での生活を考えている方に、少しでも役立てたら嬉しいです。
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