top of page

栄村の地域おこし協力隊ってどんな感じ?元隊員がリアルと特徴をお話しします!



こんにちは。栄村地域おこし協力隊OBのしんぺー(@shinpei_sakae)です。


気づけば卒隊して5年。今はそのご縁もあって、地域おこし協力隊サポーターとして活動の支援や採用のお手伝いをさせてもらっています。


今回はその立場から、

「栄村の地域おこし協力隊ってどんな感じ?何をやっているの?何人くらいいる?」

というところを、リアルにお話ししていきます。


これから地域おこし協力隊(以下協力隊)や移住を考えている方の参考になればうれしいです。


それではいってみましょう!


栄村の地域おこし協力隊の状況


栄村では2026年3月18日現在、

5人の地域おこし協力隊が活動しており、4月から新たに1名が加わる予定です。


業務内容は米の生産や販売、そば屋の開業、映像制作など様々。


ただ共通しているのは、

それぞれが担当地区や地域の住民と密にコミュニケーションをとりながら活動をしているということです。(特徴については後述)


雇用形態は委託契約となっており、

個人事業主として、ある程度の裁量権を持って働くことができます。


そのため副業等もOK

しっかり活動を行っていれば業務外で何をやっていようと口出ししません。


暮らし方も様々です。


もちろん協力隊の規約上住民票を移すのは必須ですが、

週末は横浜に帰り自分の会社を経営しに帰る人なんかもいます。

(もちろん栄村を拠点に活動することが前提です)


いままでの卒隊後の進路は様々ですが、

役場職員として就職したもの、地元の建設会社で働いているもの。

起業をして個人事業主として活動しているものなどがいます(それが僕)



僕が主催でやった移住者交流会。サポーターとして、協力隊や移住者の生活や仕事のサポートをしています。
僕が主催でやった移住者交流会。サポーターとして、協力隊や移住者の生活や仕事のサポートをしています。

ただ、この村の雇用の幅の少なさから、

残念ながら村を出ていく人がいるのも事実です。


おそらくそのような人をなるべく減らすため、

僕がサポーターとして呼ばれたのではないでしょうか?


サポーターとして、今までの経験や全国の事例を集めていく中で、

下記のような協力隊の特徴を村と一緒に作ってきました。


ということで今度は、栄村の地域おこし協力隊の特徴を話していきますね。



特徴① めっちゃ地域密着型


まず一番の特徴はこれ。

とにかく地域密着型です。


割と多くの自治体で


  • 役場の○○課の一員になる

  • 観光協会や施設に一職員として働く


といった形が多いですが、栄村はちょっと違います。


全員ではないですが、

地域に入って、一員として活動する

というのが栄村のメインスタイル。


与えられた仕事をこなし利益を出すというより

その地域で暮らし続けるため、当事者となったつもりで活動していく

という風な感じ


そのため一番最初にやる活動も、


  • 農業の手伝い

  • 都会在住の人を呼んだ田舎体験イベントの企画

  • 地域活動やお祭りの手伝い


など、かなり地に足のついたものが多いです


ここは好みが分かれるポイントかもしれません。」


集落内の草刈りの様子。地域維持活動も立派な協力隊の活動。
集落内の草刈りの様子。地域維持活動も立派な協力隊の活動。

特徴② 卒業後を見据えた時間がしっかりある


地域密着型といっても、

村の手伝いだけをするわけではもちろんありません


村の手伝いはあくまで

・地域の人との信頼関係をきずくこと、

・協力隊自身が地域についての理解を深めること


このための手段の一つです。


協力隊のゴールは、

3年後にどう生きていくか

です。


栄村は人口1,500人ほどの小さな村。

正直、雇用は多くありません。


そのため基本は、

  • 起業する

  • 自分で人脈を作り、ピッタリな仕事を見つける

ということにならざるを得ないのです。


だからこそ、

その準備の時間をしっかり取れる

というのが特徴です。


特に冬は地域活動が落ち着くので、


  • 資格取得

  • 人脈づくり

  • 事業準備

  • 補助金・融資の準備


などに時間を使えます。


しかもそれを堂々とやっていい環境です。


僕自身も起業経験があるので、そのあたりの相談にも乗れます。


悩んだら、僕をはじめ、

地域の方、役場の方など、多くの人が相談にのってくれます。


県主催の研修会の様子。定住のため、様々なサポートがあります。
県主催の研修会の様子。定住のため、様々なサポートがあります。



特徴③ 横のつながりを大事にしている


栄村では、月1回のランチミーティングを実施しています。


地域ごとに活動していると、

  • 情報が偏る

  • 人間関係が閉じる

ということが起きがちです。


同じ村でも、地域ごとに環境や人が全然違うので、

横のつながりがないと視野が狭くなりやすい。


だからこそ、

あえて集まって話す場をつくる

ということを大事にしています。


また、

  • 協力隊ならではの悩み

  • 生活の不安

を共有できる場にもなっていて、孤立させない仕組みとして機能しています。


最近は隣町でのイベントに一緒に行ったり、

一緒に新しいことを企画する場になっていたりと、

かなり良い雰囲気でお話ができています!


大体は森宮野原駅の二階でやっています。
大体は森宮野原駅の二階でやっています。


特徴④ 月1の進捗ミーティング(自由だけど放置しない)


栄村の協力隊は、比較的自由度が高いです。


農業や地域での活動といっても、毎日ある訳ではない。

田植え期などは忙しいけれど、それが終われば落ち着いたりします。


その時はさっき書いた通り、自分がやりたいことを実践して構いません。


ただ、特に最初の方は

「やりたいことって何すればいいんだろう…」

と迷うことも出てきます。


そこで、

月1回の進捗ミーティング

を設けています。


  • 進捗の確認

  • 悩み相談

  • 次の方向性の確認

  • 役場やサポーターへの意見やお願い


などを行います。


それ以外でも、随時相談はもちろんOK。


移住してくれば、悩みは絶対についてくるもの。

いつでもお気軽に相談してもらえればと思います。


業務計画の策定など、慣れないことのサポートも。
業務計画の策定など、慣れないことのサポートも。


特徴⑤ お試し協力隊(ミスマッチを防ぐ仕組み)


もう一つ大事なのがこれ。

採用前に必ず一度来てもらう「お試し協力隊」制度

を実施しています。


  • 地域の人と会う

  • 行政と話す

  • 実際の空気を知る

  • 業務を体験してみる


さらに僕たちサポーターも含めて、お互いをしっかり知る機会をつくっています。


これによって、

「思ってたのと違った」を防ぐ

取り組みをしています。


実際のお試し協力隊の様子。村全体を見渡しながら案内をする。
実際のお試し協力隊の様子。村全体を見渡しながら案内をする。



向いている人・向いていない人


栄村は、長野県有数の豪雪地帯であり、

人口1500人の小さな農村です


自分も住んでつくづく実感しますが、

向いている人、向いてない人が顕著に分かれる場所です。


向いている人


  • 人と関わるのが苦じゃない

  • 地域に入りたい

  • 自分で動ける

  • 「これをやりたい」がある人


小さな農村だからこそ、コミュニケーションは必須。

しかし、だからこそ空いている土地や家も多く、競合が少なく、

挑戦できる「余白」が非常にあるとも考えられます。


栄村は、特に「挑戦したいことがある人」にはかなり向いているでしょう。



向いていない人


  • 人とあまり関わりたくない

  • 一人で黙々と仕事をしたい

  • 受け身で仕事をしたい

  • とりあえず就職したい


栄村は起業や自分の活動を挑戦する環境は強いですが、受け身で働く場所ではありません。



まとめ|あなたの「やりたい」を本気で実現する場所


栄村の協力隊は、

それぞれの挑戦を実践する場

だと思っています。


一見地味な地域活動も、何を話したか分からないランチミーティングも、

全てはあなたの「やりたい」を実現するための手段となっています。


前職の人材業界での経験を活かしながら、農業にも挑戦する山田さん。任期後は横浜の法人を運営しながら村でくらしていくとのこと。
前職の人材業界での経験を活かしながら、農業にも挑戦する山田さん。任期後は横浜の法人を運営しながら村でくらしていくとのこと。

そのため、さっきも言いましたが、

なんとなく、受け身で仕事をしたい

という方にはお勧めできまん。


栄村というフィールドを存分に使いたい!

という方からの募集、お待ちしています!


ということで、栄村地域おこし協力隊の募集は随時行っていますので、気になる方は下記URLをぜひチェックしてみてください。



栄村暮らしや協力隊については、今後も発信していきます。相談もやっているので、気軽にどうぞ。


それではまた!

コメント


bottom of page