田舎で子育てって、案外向いてないかもと思った話
- 佐藤慎平

- 1月8日
- 読了時間: 4分
更新日:1月9日

こんにちは。栄村移住7年目、
1歳2歳の子育てをしているしんぺー(@shinpei_sakae)です。
都会から田舎へ引っ越したら、
「自然豊かな環境で、のんびり子育てできそうだな」
そんなイメージもっていませんか?
僕もそう思っていました。
でも、実際に暮らしてみて思ったのは、
田舎の子育ては、想像していたよりずっと大変。
実は未満時においては向いてないのでは?
ということです。
今日は僕の実体験をもとに、感じたことを書いてきます。
※今回は特に未満時および小さなお子様をもっている方向けの記事です。
〇移住直後、乳幼児期の子育てはかなりハードだった
まずは、きれいごと抜きの話から。
■ 医療・教育施設がとにかく遠い
近くに小児科が少なく、ちょっと熱が出ただけで、
車で30分以上かかることも普通。
夜間や緊急時は、さらに遠くの病院まで行く必要があります。
都市部なら「すぐ行ける」ことが、田舎では「移動するしかない」「待つしかない」になる。
これは、想像以上に精神的な負担でした。
■ 買い物や日常生活の不便さ
スーパーもコンビニも遠い。
独身の時はまったく気になりませんでした。
むしろ買い物に行くのは週1回で十分で、無駄な支出が減ると喜ぶほど。
でも子どもを乗せて運転するのは本当に疲れるし、子どもにも負担が当然ある。
つまり、ちょっとした買い忘れが、致命的になりうるんです。
ネット通販は便利ですが、天候によっては配送が遅れることも。
■ 遊び場が少なく、常に気を張る
自然はたくさんあります。でも、乳幼児にとっては「危険な場所」とも言えます。
川
用水路
山
雪
これらはリスクを見極められる年齢になれば最高の遊び場。
しかし、小さい子供にとっては怪我し放題のトラップ祭り。
これはやはり辛い。
田舎は安全な屋内施設や児童館は少なく、天候にも左右されやすい。
結局、常に親が付きっきりで見ている状態になりがちです。

自然は楽しいが危ない
■ 地域行事が地味に負担
田舎にいると、普請や消防団活動、草刈りなど地域行事が出てきます。
これらは基本、保育園がやっていない日曜日にやることが多いです。
なるべく出るようにしたいのですが、子ども体調や、自分たちの体力がもたず休んでしまうことも。
村の方たちは基本的に理解を示してくれますが、やはり欠席の連絡はしんどいもの。
それが続けばなおさら。
こういうものがボディブローのように効いてきます。
〇ぶっちゃけ、都会の便利さが恋しかった
今でも何度も思います。
「これ、都会の方が絶対ラクじゃない?」
支援の多さ、病院の近さ、施設の充実度。
最近は家事代行なんてのもあるらしいですが、
うちにはほぼ来てくれない。。。
未満児期の子育ての“楽さ”だけで言えば、都会の方が圧勝だと思います。

金を払えば頼れる場があるのはでかい
〇でも、子どもが大きくなったら、世界が一変するはず
ただ周りの子ども達を見ていると、
小学校に入るくらい、6〜7歳を過ぎたあたりから変わってくるのが見えています!
■ 自然が「最高の遊び場」になる
川で魚を捕る
山で探検する
畑で野菜を育てる
雪で一日中遊ぶ
ある程度「危険を判断できる年齢」になると、親の心配はぐっと減り、
子どもたちは一気に自由になります。
これはもう、都会ではなかなか用意できない環境です。

山菜を採るわが娘
■ のびのびとした成長
交通量が少ないので、自転車で遠くまで行ったり、近所の友達と集まって、勝手に遊びを作り始めたり。
ルールに縛られすぎない分、想像力と体力が、ものすごい勢いで育っているのを感じます。
■ 地域の人たちが「味方」になる
近所の人が自然に見守ってくれる
「村全体で育てている」感覚がある
これは、都会ではなかなか得られない安心感です。
〇結論:フェーズで住む場所を考えてもいい
最近よく思うのは、
「子育てのフェーズによって、住む場所を変える」
という考え方がベストだということ。
未満児期:サポートの手厚い都市部
幼児期〜:自然の中で遊べる地方
この「二段階」は、かなり合理的な選択だと思います。
長野県内なら、最初は長野市などの都市部に移住して、
子ども成長に合わせて田舎に行く。
子育てにおいても、ミスマッチという意味でもこれが最適解ではないと考えています。
ということで、今回は僕の実体験をもとに
田舎の子育て事情について話をさせてもらいました。
引き続き、栄村での移住相談を行っているので、お気軽にご連絡くださいね。
それでは~。





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